渡邊崋山興醉戯画及古画寫稿  天保九年夏 運派塚三尻村寫

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商品説明 ★ 天保九年夏 運派塚三尻村寫 未表装 傳來のままです。★ 長いマクリの状態で10枚。★ 崋山は蘭學者の指導的立塲に存在する「蘭學にして大施主」と稱された偉大な蘭學者であったが、田原藩の家老として武士の高いプライドを持ちながら、北齋や廣重などが活躍する時代に、當世一流の繪師でもあった。★ 遺した作品には國寳「鷹見泉石像」をはじめ、多くの重要文化財、重要美術品などがある。一方で、書画會での即席の席画や、酒席での座興の戯れ繪や、醉筆画等々を氣輕に揮毫したと云う。★ 本作の内、紙髙24.2㎝、長さ137㎝の紙本7枚は、崋山が文政元年、26歳の頃に描いたとされる名品『一掃百態』の樣な、崋山が得意とした早描きで活寫されたスケッチ集である。下書きなしの卓抜なクロッキー・デッサンで、巧みな線画の上に淡彩が施されている。しかもその内の數画は崋山が丁度20年前に描いた『一掃百態』とほぼ同画が含まれている。また崋山が文政12年に田原藩の同僚達と物見遊山に出掛けた折りの戯文画巻『目黒詣』と同画もあり、崋山は過去に描いた得意な戯画をここに纏めたのであろうか。『一掃百態』の自筆原本は田原市博物館が所藏するが、『目黒詣』は重要美術品に指定されるも現在は所在不明と云う。★ 紙髙32.5㎝、長さ177㎝の紙本三枚は白樂天と雪嶺界天白の古画をこれも恐らくは下書き無しで活寫したものと考えられるがデッサンよりも密画である。一枚のクロッキー・デッサン画の末尾に「運派塚三尻村寫」「戊戌夏興醉戯畫/崋山登」と落款されている。「運派塚三尻村」は現在の埼玉県熊谷市三ヶ尻である。崋山ハ天保2年11月、田原藩主三宅康直の命により、三宅家譜編纂のため、田原藩主の舊領地であった運派塚三尻村を調査に訪れた。滯在中三尻村を調査しながらいくつかの作品を描き、現在も埼玉県の指定文化財として保存されている。★ 「戊戌」は天保9年。崋山は天保9年の年初に「退役願書稿」を書き、藏書画幅を藩主に獻上し、自身の運命を左右した『慎機論』を著したと云う。江川坦庵と鳥居耀藏の確執から發生した「蠻社の獄」は翌年の天保10年5月である。天保2年最初に三尻村を訪れた際に、崋山を逗留させ調査にも協力した地元の名家で俳人でもある黒田幽鳥と親しくなり、黒田家を去る際に「芭蕉大和上りの圖」(熊谷市指定有形文化財)を描いたと云う。崋山は黒田家を再訪した可能性が高い。 ★ コメント ※ 安全確かな優品・珍品の掘り出しをモットーとしております。 ※ 迅速で丁寧な発送を心がけております。 ※ ご不明な点はご質問くださいませ。

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